情熱大陸で公開!反田恭平、ショパンコンクール2位入賞の舞台裏

2021年10月21日の朝!ショパン国際ピアノコンクール「反田恭平2位入賞」のニュースが、日本中を駆け巡り、クラシック好きだけでなく日本中が熱狂の渦に巻き込まれました。

反田恭平の演奏は、一音一音が鮮やかな表現を見せるものでした。

コンクール前から密着の様子を2021年11月28日放送のMBS・TBS系ドキュメンタリー番組『情熱大陸』(毎週日曜 後11:00)にて紹介されています。

https://www.facebook.com/watch/?v=222414119957297

目次

情熱大陸で公開!反田恭平、ショパンコンクール2位入賞の舞台裏

ショパンの故郷・ポーランドの首都ワルシャワで5年に一度開催される世界的ピアノコンクールに、出場資格30歳以下というルールから、今回が“最後のチャンス”として挑まれました。

その舞台裏をカメラが追っている内容です。

3次予選で思い通りに演奏できず落ち込んでいるところへ、親友のピアニスト・務川慧悟さんがかけつけ、練習をともにして、大舞台へ挑む姿などをとらえる。

まるで「ピアノの森」のストーリーを彷彿させるようではないですか!

胸がドキドキしました。

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コロムビアミュージックエンタテインメント

劇中の演奏は、反町恭平氏が担当されています。

ショパン国際ピアノコンクール 本戦

私が語るよりも、本戦に挑む反町恭平氏の素晴らしい演奏をお聴き下さい。

観客は、ピアノの最後の音が鳴り止むと同時に「ブラボー」と拍手を送りました。

そして、指揮者の感極まる振りが、彼の入賞を物語っています。

「ピアノの森」とは

さて…「ピアノの森」のストーリーを彷彿と書きましたが、ご存知ない方もあるかと思います。

少しだけ、ご紹介致します。

森に捨てられたピアノで遊びながら育った一ノ瀬海が、かつての天才ピアニストや偉大なピアニストの父を持つ友人との出会いの中で、ピアノの才能を開花させていく。

『ピアノの森 -The perfect world of KAI-』(ピアノのもり)は、一色まことの作品。1998年より『ヤングマガジンアッパーズ』9号(講談社)にて連載されたアニメです。

反町恭平氏の事は、ウン10年前、「ピアノの森」のDVDで一ノ瀬海の師匠である阿字野 壮介のピアノを弾いているという情報で知りました。(今は、一ノ瀬海のピアノを反町恭平氏の録音と記されていますね。)

その時は、前髪垂らしてイケスカナイ風貌のお兄ちゃんでした。(ごめんなさい)

しかし!しかし!ショパン国際ピアノコンクールのファイナル。

ショパンピアノ協奏曲 第一番を聞いて「なんて音楽なんだ!音の魔術師のようだ。」と感動したしだいです。

反町氏の演奏を聴きながら譜面をなぞると、見えてくる音の粒がキラキラしてグッと胸が熱くなります。

ショパンピアノ協奏曲の反町氏の曲の解釈は、とても新鮮。

ときおり飛び込んでくる一つの音の響きで表情がみえたりする。

なんて斬新。でも楽しい!

夜中、時間を忘れて聴きました。

反町さんの音をもっと聞きたくて、ヘッドフォンを新調しました!

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あら!こんなのみつけちゃった。

ピアノの森 26巻

一ノ瀬 海(いちのせ かい)のショパン国際ピアノコンクールの最終審査のコンチェルトが近づく。

すでに第三次審査で落選した雨宮修平が駆けつけ、第二ピアノでコンチェルトの練習を共にする場面がある。

雨宮修平、彼は、長きにわたり一ノ瀬 海を親友でもあり、嫉妬に駆られ自分を見失うまでになっていた。「ピアノの森」の準主役ともいえる。

実際の反町恭平さんと務川慧悟さんは、2人で演奏活動されているようですね。

3次予選で得意とする「マズルカ」が思い通りに演奏できず落ち込んでいるところへ、親友のピアニスト・務川慧悟がかけつけ、練習をともにしています。

反町さんの受賞で、ますますチケット取れないだろうなあ…。

反田恭平氏のプロフィール

名前:反田 恭平(そりた きょうへい)
出身:北海道札幌市
生年月日:1994年9月1日

サラリーマンの父と主婦の母という、極々一般的な家庭に生まれました。

しかし幼少時代に母親が弾いたエレクトーンの演奏を、すぐに真似して弾けるほどの才能を持っていたようです。

小学5年の頃に手首を骨折した際の治療がトラウマで、当時のサッカー選手になる夢を諦めています。

その後12歳頃から本格的にピアノに打ち込み、2012年に男性の史上最年少で日本音楽コンクールにて1位と、徴収賞をあわせた4つの賞を取得しました。

国内で彼が演奏するコンクールやコンサートが話題となって、イタリアで開催された国際コンクールでも優勝しています。

反田 恭平の公式ホームページ

ピアノを少し弾いている方ならわかるかもしれませんが、日本音楽コンクールに出ようと思ったら、ソナタ集などの分厚い楽譜三冊を三日で弾きこなす技力がないと門前払いになるくらいのレベル。

コンクール受賞に至るまでの音楽家・反田恭平の生涯を描いた感動的な物語。

彼は、一枚のヤマハ音楽教室のチラシから音楽を始めた。

音楽の名門校、桐朋高校では金髪サングラス銀色のスーツで登校していたとのこと。(ちょっといけ好かない奴ですよね。)

ショパンコンクールに出場するにあたって5年の曲選びや肉体改造までをします。精度の高い演奏技術を身につけてコンクールに挑みます。

ぜひ、この本を読んで彼の音楽人生とショパンコンクールの感動を味わってみてください。

反田恭平 オーケストラ設立

反田氏、自身のプロデュースするJapan National Orchestra(ジャパン・ナショナル・オーケストラ)に所属する演奏家の未来を見据え、スポンサーであるDMG森精機株式会社(一般財団法人 森記念製造技術研究財団)と共にJapan National Orchestra株式会社を設立されています。

抜粋:http://spice.eplus.jp/articles/287675/images/966475

メンバーは“社員”として給与を。演奏家の永続的な活動の場と経済的活動のためにとの目的。

ショパン国際ピアノコンクールの出演も自分欲のためだけでなく、

彼らオーケストラのメンバーを海外で、しかも有名なホールで演奏させてやりたい。

その足ががりが、ショパンコンクールでの入賞(ご本人は優勝を狙っていた)であった!とおっしゃっています。

2位ではありましたが、1位に値するほどの演奏でした。

明日の情熱大陸がたのしみです。

ピアニスト反田恭平が即興で情熱大陸エンディング曲を弾いている

情熱大陸見ました。

長きに渡り取材をしてくださったテレビマンに敬意を。
そして、放映の最後!エンディングの即興演奏。
もう少し聞きたかったのにCMになってしまったのですが、You Tubeにアップされていました。

ありがとうございます。

あとがき

指揮者の佐渡裕氏とも何度か共演されてたんですね。
あ~とっても残念。

きっとしばらくチケット取れないね。いつかお二人の共演を聞いてみたいです。

あとがき

反町氏の記事を書くつもりが、ピアノの森に走り、最後は、佐渡裕さんで締めてしまうグダグダの記事になってしまいました。

(_ _).。o○

関連URL

加西市で開催!佐渡裕氏吹奏楽クリニック:課題曲「アフリカンシンフォニー」

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