WQHDモニターにHDMI接続したら、解像度が正しく認識されない?解決策はこちら!

27インチのASUS ProArt PA278CVモニターを購入しました。

解像度はWQHDです。

ところが、HDMI接続した際に、WQHD解像度(2560×1440)で画面が映らず、代わりに解像度(1920×1080)でしか表示されません。

解像度が正しく認識されていないようです。

解決策を含めた記事を作成しました。

※解像度が正常に表示しないの場合、まず以下をご確認ください。

コメントにて、ご指摘頂き追記致しました。

HDMIで繋ぐ場合、モニターの解像度設定やケーブルの種類によっては、WQHD (2560×1440)の解像度に対応できない可能性があります。以下の方法を試してみてください。

  • モニターのメニューから、解像度設定をWQHD (2560×1440)に変更してください。
  • HDMI 1.4以上のケーブルを使用してください。HDMI 1.3以下のケーブルでは、WQHD (2560×1440)の解像度に対応できません。
  • HDMIポートのバージョンを確認してください。HDMI 1.4のポートでは、WQHD (2560×1440)の解像度を出力できますが、リフレッシュレートは60Hzに制限されます。HDMI 2.0以上のポートでは、WQHD (2560×1440)の解像度を75Hzで出力できます。
himetei

私の使用したケーブルは、HDMI 1.3以下のケーブルだったのかもしれません。

知識不足で、お金を節約できる方法を見逃してしまいました。

もし早めに気づいていたら、無駄な出費をしなくて済んだのかもしれません。

目次

WQHDモニターにHDMI接続したら、解像度が正しく認識されない時の解決策

WQHD(2560 x 1440)モニターを使用している場合、HDMI接続で接続すると解像度が正しく認識されない場合があります。

WQHDモニターの高画質を表示するにはHDMI 1.3以上のケーブルが必要ですが、使っているHDMIケーブルがそれより低い規格なので問題が起きています。

HDMIのバージョンをチェックしなかったため、これより以下は旧記事となります。

【重要】モニター・ディスプレイの接続する端子(コネクタ)により解像度は変わる

接続する端子により解像度は変わることがわかりました。
購入の際、とても重要なことなので、ここに記載しておきます。

高解像度のモニター・ディスプレイは、パソコンと接続する際に使用する端子(コネクタ)によって解像度が影響を受ける場合があります。

WQHD(2560×1440)の場合

モニターのコネクタWQHD表示モニターの表示性能概要
VGA(D-Sub)  ×2048×1152までの解像度表示となる(4K解像度では表示できない)
→ そもそもVGA(D-Sub)の規格がWQHDに対応していないため
DVI(Dual)  ○WQHDの解像度で表示可能
HDMI  ×1920×1080までの解像度表示となる
→ HDMIの規格はWQHD(2560×1440)に対応しているが、この製品のHDMIコネクタがFullHD(1920×1080)までの対応のため
DisplayPort  ○WQHDの解像度で表示可能

WQHDモニターを使用していても、VGA(D-Sub)で接続するとWQHDサイズとして表示されず、また、今回のディスプレイはHDMI接続でもWQHDサイズの表示ができない製品でした。

画面は表示されるものの、WQHDサイズと異なる解像度で表示されました。

DisplayPortケーブルを入手する

WQHD解像度のモニターを使用している場合、DisplayPortケーブルを使用することが推奨されます。

DisplayPortケーブルを接続する

次に、DisplayPortケーブルをWQHD解像度のモニターに接続します。

モニターの背面には、DisplayPort接続ポートが備わっているはずです。それをコンピューターのDisplayPort接続ポートに接続すればOKです。

コンピューターに接続する

DisplayPortケーブルをパソコンに接続します。

多くのグラフィックカードには、DisplayPort接続ポートがあります。

このポートにDisplayPortケーブルを接続するだけで、WQHD解像度のモニターが正しく認識されます。

モニター側の設定

もし、画面に正しい解像度が表示されない場合は、設定が正しく認識されていない可能性があります。

モニターの右下にあるボタンをポチっとすると接続するケーブルの選択肢が出てきます。

映像インターフェース規格の「DisplayPort」は凄いらしい

2023年7月13日の記事を読んで、映像インターフェース規格である「DisplayPort」が非常に優れているということに納得したような感じがしました。

映像インターフェース規格の「DisplayPort」はいったい何がすごいのか?

要約すると、以下になります。

DisplayPortは、VGAやDVIといった古い規格の後継として開発され、映像やデータを送るためのインターフェースです。HDMIと比べて、より頑丈で柔軟性が高く、複数のモニターを同時に使用できるなど、さまざまな特徴を持っています。特に、IntelやAMDなどの大手企業が支持し、ポータブルデバイスなどで広く使われています。

DisplayPort接続ポートが足らない場合

モニターの背面のDisplayPort接続ポートとパソコンのDisplayPort接続ポートを接続すれば問題が解決するはずです。

私のパソコン環境では、2つのモニターを使っています。

1つは4K解像度のディスプレイで、DisplayPortポートで繋いでいます。

もう1つは以前はフルHD解像度のモニターで、HDMIポートで十分だったのですけれど…。

himetei

そう・・・4K解像度のモニターとWQHD解像度のモニターを使うのであれば足らないのです。

DisplayPort接続ポートが!!

購入時には気付かず、DisplayPort端子が1つしかないデスクトップを買っていたのです。


DisplayPortハブを使用して接続しましたが、それも正しく認識されませんでした。

他の環境では、ハブで対応できるかもしれません。

これでは、せっかくWQHDモニターを買ったのに意味がありません。

今後のことも考慮して、DisplayPort接続ポートを増やすことにしました。

DisplayPortポートを増やすためにグラフィックボードを変更する

グラフィックボードをアップグレードすると、追加のDisplayPortポートが利用できるようになります。

そうすれば、複数のモニターを同時に接続することができるようになります。

グラフィックボードを選ぶ前に、パソコンのスペックや互換性をチェックするのが大事。

こうなると、専門知識を持つ人に相談することが一番ってとり早いですよね。

パソコン工房 三田店のお兄さんに相談しました。

現行の電源を生かすタイプで選んだのは、ASUSのDUALシリーズからデュアルファン装備でセミファンレス仕様のNVIDIA GEFORCE RTX 3060 搭載グラフィックカード「DUAL-RTX3060-8G」

ワンランク下でも良かったのですが今後の事も考慮して奮発しました。

予算は少し超過しましたが、親身に相談に乗ってくださって、おまけにグラフィックボードの交換も手頃な価格で行っていただけたので、結果的に専門家に頼んで正解でした。

自分で交換することも考えましたが、ハードルが高いので断念しました。


それにグラフィックボードの価格も高く、もし失敗した時の痛手が大きいので、専門家にお願いした方が無難です。

グラフィックボード追加したパソコンのお姿

DisplayPortで接続した後、解像度が正しく表示されていました。

グラフィックボードの仕事

グラフィックボードは、モニターに表示される映像を処理するための特別なパーツです。

グラフィックボードを追加すると、描画速度がとても速くなり、作業時間が短縮されるという利点があります。

グラフィックボードの増設

グラフィックボードを追加する前に、必ず確認すべきポイントがあります。

なぜなら、グラフィックボードは非常に高価なものであり、失敗すると大泣きします。

【グラフィックボードを追加する前に、以下のポイントを確認してください】

  1. 対応性と互換性: グラフィックボードが使用するスロットやポートがマザーボードと互換性があるか確認しましょう。また、電源や冷却の要件にも対応しているか確認し、必要な場合はアップグレードが必要です。
  2. スペースとサイズ: グラフィックボードが設置スロットに収まるかどうか、およびケース内のスペースに十分な余裕があるか確認しましょう。特に小型ケースではサイズの制約があります。
  3. 電源要件: グラフィックボードの電力要件を確認し、使用する電源がそれを供給できるか確認してください。必要に応じて電源のアップグレードが必要になる場合もあります。
  4. ドライバとソフトウェア: 新しいグラフィックボードを正しく動作させるためには、最新のドライバと対応するソフトウェアをインストールする必要があります。メーカーのウェブサイトから適切なドライバを入手しましょう。
  5. 冷却と温度管理: グラフィックボードは高い負荷をかけるため、適切な冷却が必要です。十分な冷却対策を行うことで、グラフィックボードの安定性と寿命を確保できます。

これらのポイントを確認しておくことで、グラフィックボードの追加作業を成功させることができます。

なお、ノートパソコンではグラフィックボードを追加するスペースがないため、追加は不可能です。

デスクトップを購入する際、ここまで細かく考えずに買ってしまったことは痛恨のミスです。

そもそも購入した時は、パソコンの知識がなかったので仕方がないんですが…。

あとがき

WQHD解像度のモニターで正しい解像度が認識されない問題に気づきましたが、DisplayPortケーブルを接続するためにDisplayPortポートの追加方法がわからず、調べるのに時間がかかりました。

高価なグラフィックボードを購入することには躊躇しましたが、一つの課題を解決できたし、今後もパソコンを大切に使っていく機会になり、アップデートするタイミングもちょうど良かったと思っています。

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