あなたが辛い時、話を聞いてもらえる人がそばにいますか?
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あなたが辛い時、話を聞いてもらえる人がそばにいますか?
以前、私は派遣のコーディネータの職についていました。
その時のお話です。
あなたが辛い時、話を聞いてもらえる人がそばにいますか?
近年、12月24日にチキンを揚げるお仕事依頼があります。
今年も仕事の依頼が入りました。

クリスマスの贈り物
今年もその日が近づいてきました。
2016年12月24日 19時10分
「今、終わりました〜!」
とスタッフよりTEL。
お疲れ様です。
火傷とかしていませんか?
「大丈夫で〜〜す ♪
あのね、来年もこの3人でしょうね‼︎って円陣を組んでから帰ったんです。 (笑)」

そっかあ。
気をつけて、帰ってね〜(^.^)
はじめてスタッフから、この言葉を聞いたとき チビっと涙がでました。
スタッフ達が、仲良く楽しんで仕事できたという報告を聞くことは
とてもありがたい事です。
こういう日は、仕事帰りの車のBGMは「山下達郎さんのクリスマス イヴ」。
名曲に酔いしれる時間です。

みなさんは、就業していてどんな悩みがありますか?
派遣のコーディネーターの仕事をしていて、職を求める方に、就業先をご案内しても
「ありがとう」と言ってもらえることは、皆無に等しい。
何故なら、スタッフが就業した先で、何かしらの不都合なことが出てくるからです。
だからこそ、私の仕事は働ける会社を紹介して終わりでなく、「スタッフのお話を聞くこと」がとても重要になってきます。
不安と不満の深さに違いこそあれ、
話を聞いてくれたという状況が〝勤務継続〟の要になるのです。
派遣コーディネーターの大切な仕事
あなたが辛い時、話を聞いてもらえる人がそばにいますか?
仕事に疲れて辞めてしまいたい・・・と思う原因の第1位は
「人間関係」
たった一つのボタンの掛け違いで、人間不信になったり、摩擦を生んでしまうこともありますよね。
仕事や人間関係などで困ったとき、誰かに話をするだけで気持ちが落ち着く事もあります。
私も経験あります。
最近は、私自身も壊れかけているのか、友人にメールする回数が増えてます。
そんな時に私は、呪文のように心で繰り返す言葉があります。
「歩み寄って、引いて・・・歩みよる。
押したり、引いたりしてもダメな時は、いっそ離れてみる。」
とは言っても自分が紹介した先で、スタッフが人間関係に悩んだりするという話を聞くと
責任を感じてしまいます。
だからこそ、このクリスマスイヴの終業報告は、とても嬉しいです。
たった1日だから、上手くいってるんだ…。
と、これを読んで思った方もいらっしゃいますよね。
確かに。
しかし「たった1日」の積み重ねが人間関係を作っているのです。
そして、人間関係を円滑にできる能力は、1日で作れるものではないことを
私は知っています。
あとがき
心が壊れている時は、とめどなく話してしまうでしょう。
それは、聞いてほしいからですよね。
しかし、話を聞いてくれる人を疲れさせてはいけない。
それが、仕事で聞いてくれる人であっても、友人であっても・・・。
度が過ぎると、ご縁がなくなるので、ほどほどにしておきましょうね。