蘇るビートルズの名曲/ベルリン・フィル12人のチェロリストたち

ベルリン・フィルのレベルの高い演奏者がビートルズの名曲を生き返らせたような一枚です。
ピアノ曲ばかり聞いていた私に、弦の魅力をおしえてくれアルバムを紹介します

目次

蘇るビートルズの名曲/ベルリン・フィル12人のチェロリストたち

ビートルズ・イン・クラシック


このアルバムを初めて手にしたのは、かれこれ20年前。

年数がたっても感動が変わらないアレンジに驚かされます。

世界最高のオーケストラ「ベルリン・フィルのチェロ奏者12人」が結成したアンサンブルは、驚異的なテクニックと優雅な音楽性で多くのファンに愛されています。そうした彼らがビートルズの名曲の数々をリラックスした雰囲気で演奏しています。チェロの柔らかい音色を生かした編曲も素晴らしさ。

洗練されたストリング・サウンドは楽しさいっぱいです。(CD評)

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ワーナーミュージックジャパン

ベルリン・フィル12人のチェロリストたち

このアルバムの最大なる魅力は、演奏者の実力。

クラシック音楽界の「頂点を極めし者」にあるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の一員である。

ベルリン・フィルは、コンクール優勝者など一流のプレーヤーたちが集まりであり世界一のオーケストラとも称される名門中の名門。

gettyimage:写真

オーケストラに順位をつけるなど野暮な話ですが、それでもベルリン・フィルは世界最高峰と思わせるだけのブランド価値を持っているのです。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のチェロ・セクション全員で構成されるアンサンブル。1966年のベルリン・フィルの日本公演旅行中、チェロ四重奏がNHKなどで演奏したのを機に活動を開始、72年のオーストリア放送協会の依頼でザルツブルクでクレンゲルの《讃歌》を演奏した際に“12人のチェリストたち”を名乗って正式に誕生。

(2012/08/31 (2016/06/29更新) (CDジャーナル)

収録曲

● イェロー・サブマリン
● レット・イット・ビー
● サムシング
● フール・オン・ザ・ヒル
● ヘルプ
● イエスタデイ
● ミッシェル
● ア・ハード・デイズ・ナイト
● ノルウェーの森
● ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア
● キャント・バイ・ミー・ラヴ
● ヘイ・ジュード

ところで、ビートルズのマークはなぜ青りんごなのか?と気になっていました。

今は、便利ですね。何十年前かの疑問が一瞬で溶けました。

ザ・ビートルズが設立した会社が「アップル・コア」。その会社中のレコード・レーベルが「アップル・レコード」です。

そのアップル・レコードのシンボルマークに使われているのが青リンゴ。 そのアップル・レコードのシンボルマークに使われているのが青リンゴ

という事です。

あとがき

ビートルズの音楽は、クラシック音楽でよく使われる作曲法である対位法とハーモニーを組み合わせて作曲されています。

バロック様式に編曲されたアルバムも数枚ありますね。

半世紀以上たっても色あせないビートルズの音楽をクラッシックで聴けるこのアルバムは、是非おすすめしたい一枚です。

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