透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記

女性であること、命のこと、変わりつつある社会のこと
いろいろなことを考えずにはいられない作品です。

 

意外と知らない日本の死因第一位って?
このマンガを読んではじめて知ったのですが 、90年代の日本の死因第一位は、人工妊娠中絶だったということ。

元看護師で元風俗嬢の異色漫画家、沖田×華(おきたばっか)さんが書かれた『透明なゆりかご』は衝撃的な現実を淡々と語られています。

 

 

透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記の内  容

看護学科の高校3年生の×華(ばっか)は母親のすすめで産婦人科医院の見習い看護師として働くことになる。中絶の現場やその後処置を体験して一時は辞めそうになるが、出産の現場に立ち会い、生まれる命の力強さに感動し、仕事を続けていく決意をする。

 

透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記 1巻

 

透明なゆりかご

 

 

 

透明なゆりかご

 

とてもおとなしそうな女の子が中絶しにきていたり、高校生の女の子が自宅で産んでしまった子を産婦人科医院の前に捨てて行ったりと・・・そんな事があるのかと現実を見せられた気持ちでした。

子を宿した女性が悩み苦しむ描写が生々しく書かれています。
しかも淡々とした描写で・・・

 

この世に生を受ける部屋と抹殺される部屋が同じなんて考えたこともなかった。

 

昨今、社会的に「性への解放」が加速してるように思います。

先日も悲しい事件がニュースで流れていました。
産着もつけられず路上に置き去りにされた新生児。

 

沖田さんは、どこかで女性の持つ母性を信じている。
不倫の子を産み、授乳中に窒息死させてしまった女性にも、子どもを捨てた女子高生にさえも、彼女たちの行動がすべて「極限状態の中で自分の子供を想って取ったもの」であってほしいと願う。

「見えない愛情」は、どんな母親にもあるのではないかという沖田さん(『透明なゆりかご』1巻より

 

 

無題

 

遠い記憶から

 

私は、かなり長い間の不妊期間がありました。

「もう、母親になることは出来ないのだろうか?」と
空を見上げて涙をこらえた日々は、もう遠い昔の記憶になりましたけれど。

 

 

親は、子供の成長が何よりの宝物。
望んで望んでできた子供なのに、次第に要求が一つ二つと毎日増えていき
お母さんは、つい叱ってしまうのです。

そして、怒った後にくる自己嫌悪。

この本を読んでいたら、「あのころは、生まれてくれただけでも嬉しかったよなあ」と

思いだすのです。

ほとんど子育てが終わりかけの秘亭なのですが・・・・。

 

 

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