黒にんにく/注目したいブラックパワーと呼ばれる食材

2017-08-072023-08-20

野菜や果物の色には、それぞれパワーがあるらしいです。
「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがありますものね。

色によって含まれる栄養素が変わっています。
様々な色の野菜を食べるように・・・と栄養学の先生方は、常におっしゃっています。

「赤、黄（橙）、紫、緑、白、茶、黒の７色の食材」

黒・・・ってなんだと思うでしょう？

今日は、素材そのものでも栄養価の高い
「にんにく」を自己発酵させた黒にんにく。

このブラックの野菜をご紹介しますね。

てるバアチャンが作るこだわり野菜

私には、元気な70才過ぎの叔母がいます。

大病を経験し現在、それと共存しながら野菜作りを楽しんでいます。
先日、遊びにいったら大量の野菜を頂きました。

その中に、例の「黒にんにく」も。

てるバアチャンがこだわり野菜を作っている理由の一つが
自分や娘の病気を打ち負かすため。

香りが極上の「黒にんにく」

今までは「てるばあちゃんが「持って帰り！」
というのをご辞退していました。
「にんにくの臭い」が気になって、そのまま食べるを敬遠していました。

初めて嗅ぐ、香ばしい黒にんにく！！

その時、後悔しました。
なんて私は、今までもったいないことをしていたのか。

黒にんにくのニオイは臭い、臭くない？

黒にんにくの臭いは、クサくありません。
・・・と言っても、ニンニクですから。

しかし，黒にんにくの香りを「く～」と嗅いで見たら、
「美味しそう～！」な香りなのです。

一瞬で料理のレパートリーが頭に浮かびましたよ。

まず家族に食べてもらいました。

お味は、評判が良いデス。
口臭も気になりません。

ここで、やっと恐る恐る食べてみると

柔らかい桃？食感は？

ブドウ？のような感じです。

いや、違う。
香ばしい味！！

「ｏｉｓｉｉ美味しい～！！」

甘くてビールのお摘みになりそうな感じです。

何個でもいけそうですが、たくさん食べると胃もたれするらしいので
2～3個がベストらしいです。

「黒にんにくを食べても口から臭わないのが、黒にんにくの良いところ」だそうです。

でも、女性は、気になるところなので
食べるなら休日が良いかも。

お料理屋さんなら、メニューの一つに入れても良いんではないかしら。
黒にんにくとクラッカーを合わせたら、おしゃれなオードブルになりそう。

黒にんにくが臭わない理由

黒にんにくが臭わないのは、臭い成分の「アリシン」が他の物質へと変化するからです。

生ニンニクの臭いの元は「アリシン」という成分です。アリシンがニンニクの中に残っている限り強烈な臭いが発散されます。

しかし、アリシンはとても不安定な物質です。
熱を加えたり、傷つけたり、時間が経ったりすると他の物質とくっ付いたり、自分で姿を変えたりします。そのため黒にんにくのように熟成・発酵させるとアリシンとしての働きが薄れていきます。

よって、熟成された黒にんにくにはアリシンがほとんど存在しません。

代わりに残っているのは、アリシンが変化してできる複数の成分です。熱や刺激にも強い安定した成分で変化しにくい栄養素です。ですから、黒にんにくは臭いが気にならないのです。

参考：黒にんにく通販おすすめランキング「黒にんにくはなぜ臭わない？熟成による臭い成分の変化と増大される栄養素」より